2014年06月10日
ペチュニア 小輪赤紫半匍匐性タイプ
世にあるペチュニアの品種ってどのくらいあるんでしょうか??。種子系の品種が主力だった1980年代後半の頃にもたくさんの品種があったんですがそれなりに使われる品種が決まっていたのでわかりやすかったんですが、花博( ← 大阪鶴見が会場だった1990年開催のもの・・ )の頃から栄養系品種のサフィニアが広く使われるようになって、新しい可能性と販売方法が開発され、今は栄養系の品種も種子系の品種も数え切れないほどの品種数になってます。
登録制度もあって無きようなもので無力なので登録未登録もよくわからない状態、種苗を販売する組織は‘種苗登録出願準備中’なる裏技っぽい( ← 実際は登録の費用を節約するための方便のような気がしてならないんですが・・・ )システムを作ってどんどん新しい品種を出しては引っ込めて、出ては消えていく数多の品種が市場を漂ってます。
本来は登録品種を売るんだったらラベルに出願番号か登録の番号をしっかりと明記する責任が種苗登録する業者や個人にはあると思います。ラベルの中には誤魔化したような書き方のものもよく見受けられるしひとつの登録で色々な品種をまとめて保護されているように見せかけるようなものまで見受けられます。特に大手のサントリーのサフィニアなどでもどの品種がどの登録と一致しているのかがわからないものも多数、もちろん私の調べ方が甘いのかもしれませんが、みんながわかるようにするのも品種保護の観点からすれば必要なではないでしょうか!!
↑ の小輪ペチュニアはそんな中から数品種( ← もちろん自分ではどの品種を使ったかはわかってますがここでは述べません!!・・ )ほどを選んでマス採種したものをハウスで数世代選抜しているもの、登録がどうのこうのは面倒なので・・・
栄養繁殖ではなく種子繁殖でこのタイプを再現したいと考えてます。
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Posted by 花ハウス at 22:49│Comments(0)
│ペチュニア