F2が大事で面白い!!
遺伝って面白い!!。この遺伝の面白さに興味があってついには大学で遺伝学講座に入ってしまったという折り紙つきです!!。農業の世界でよく登場する‘F1’というのも遺伝の話しですし、品種改良する時に重要視する‘F2’という世代もそんな遺伝の面白さの極み!!。ここで登場する‘F’というのは‘filial’という単語の頭文字、‘親に対する子の・・’という意味で会社時代の先輩に教わった時は‘へぇ~~’とビックリしたもんでした。
ペチュニアは品種改良するのに面白さがあり採種もしやすいので花苗生産の片手間( ←この言い方は語弊があるかもしれませんが・・・ )に毎年少しずつ交配・選抜してます。今年は去年のF1のタネを採種したものを蒔いた‘F2’世代、イロイロな変異のあるものが絶賛登場中!!。普通の販売用の花苗と同じ所に置いてあるので四六時中チェックしながらお客さんに見つけられる前に有望なヤツを選抜して少し大きめのポットに植替え&隔離・観察中です。
今の目標は‘やや小さめの花である程度シッカリとまとまりながら花をたくさん咲かせる赤紫系’、要するに‘ブリエッタ’や‘サフィニアフラッシュ’のような感じの系統ということになります。交配親は私だけの秘密にしておきますが前記の2品種は使わずにそれに近いものを作ろうと考えてます。
↑ の赤紫系は色としての深みがチョッと足らんかな~~とも考えてますが、株張りや花の付き方は結構エ~~感じに仕上がってます。もう一つ別の色もチャレンジ中ですがこっちは諸般の事情で完成するまでは・・・ヒ・ミ・ツ!!。
数年先に完成の暁には大々的にこのブログで発表の予定・・・、まあ、予定は未定という事で・・・。
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